【NHK Eテレ】ソーイング・ビー シーズン２【第14回ラップドレス対決】
みなさまこんばんは！
１／９(木)に放送されたソーイング・ビーラップドレス対決のレビューです。
今夜9時放送の #ソーイング・ビー は第11回「スカート対決」。プリーツスカートと、シャツのリメイクと、また新たな挑戦に挑みます！
— BBC Japan (@BBCJapan) December 12, 2019
NHK Eテレ 毎週木曜 午後9時 放送中 （再放送 毎週水曜 午後12:25) #NHK #ソーイングビー https://t.co/Te7eRu9RGy pic.twitter.com/DIGJjKWHWI
↑さて問題です？パトリックはどこにいるでしょう？(今夜もとりこｗｗ)
目の保養をしたところで、即座に本題に入らせていただきます。
第１４回はジャージー素材三本勝負
①レギンス（第１３回放送）
②メンズTシャツリメイク
③ラップドレス
のうち②、③の２本が放送されました。
この３作品の総評で順位、優秀者、脱落者が決まります。
そろそろ出場者陣の顔と名前、作品の特徴などを把握できてくるから脱落者が出るのが毎回寂しくなります…。
ジャージー素材って難しいんだね。
生地によって伸び方が違うから選ぶときに伸び具合や方向を確認しなくちゃいけないし、縫う時に気を付けてないと生地が伸びてしまう。
日常着にフォーマル衣装に、幅広く使われているジャージー素材を特性を生かしきることができるのか？リメイクではどんなアイデアで審査員たちを驚かせることができるのか？が審査のカギとなります！
【目次】
②メンズTシャツリメイク編
よくぞこんなにも青々としたTシャツを見つけてきましたね？
ってぐらいドラえもんカラーのTシャツをリメイクします。
海外ドラマちゃんが選ぶ！着てみたい作品♪
クリエイティブな作品が数多く出来上がるリメイク対決。海外ドラマちゃんの独断と偏見により良かった作品を紹介します。
※優秀作品は除く。
タマラの作品
わたしが心ときめいた作品は、
１０歳のときに母親からソーイングを習ったというタマラのもの。
Tシャツの袖を切ってノースリーブ(をさらにドレープにしていた)にして、
切った袖は首にスポっと入れてハイネックノースリーブに。
そこに赤と白の布を合わせて作った巻きスカートをくっつけて、赤いパイピングとお手製のベルトもプラスしたワンピースの出来上がり。
肩やフロントのデザインにも凝っていてクリエイティブに富んだ個性が光る
ワンピースだった！
ジェニーの作品
今回のお題は素敵な作品がいくつもあったんだけど、もう１作品特に好きだったのがソフトウエアの会社に勤めていてシンガーとしても活動するジェニーの背中に斜めの切込みを等間隔にたくさん入れて編み込んだTシャツ。編み込みは初めて作ったと言っていたけど見た目に面白かったし、型崩れすることなく編み込めていました。
優秀作品
セリーナの作品
夫と２人の娘、ヤギや犬と暮らすソーイング歴４０年のセリーナはが作ったこども服のレオタードが最優秀作品。
濃いピンクのパイピングやスパンコールのベルトが最高に可愛かった！
これも着たい…(わたしがじゃないですよｗ我が娘たちにｗ)。
個人的にはシフォン生地でチュチュをくっつけて欲しかったなあ…。
レオタードなんだけど、色味的にただの水着っぽかったのが少し残念。
ほとんどの出場者が大人の服にリメイクしている中、こども服はちっこくてトルソーを並べたときにかなり可愛いかったですｗ
そこがまた萌えポイントｗｗ
作品の(トルソーへの)フィット感と、最も斬新なリメイクだったという理由で優秀賞に選ばれました！
③ラップドレス編
ジャージー素材のドレスって苦手だわあ(あ、作るのではなく着るのが、ですｗ)。
身体のラインくっきりでるよね。
かといってぴったりしてないジャージー素材のドレスって見た目に違和感ｗｗ
全身に力を入れて着ないとシルエットがおぞましいことになりますｗｗ
海外ドラマちゃんが選ぶ！着てみたい作品♪
タマラの作品
黒地に赤いリップマークがたくさんついたドレスに赤いパイピングを施したレトロなドレスでした。太めのパイピングと肩や袖のデザイン性が彼女らしくて素敵でした。
ヘザーの作品
服を買うお金がなくて隠れてソーイングをしていたというソーイング歴40年のヘザーも丁寧に作られたことがわかる、シンプルなデザインだけどダーツや中心線がきれいに入っているドレス。
ヘザーは制作過程で生地の裏同士を縫い合わせてしまうというアクシデントがあり、相当パニックになっていたのにそれを感じさせない出来上がりで技術の高さが伺えました。
そして、パニックになっているときにパトリックが「大丈夫、慌てないで。深呼吸して。」と声をかけに行っていたのがこの回の海外ドラマちゃん的ハイライトシーンです(贔屓のクセがすごい)！！！
ヘザーすてきなシーンをありがとう！！！ｗ
ジャージー素材対決 最優秀作品
チネロの作品
型紙は使わない、経験が少ないのが武器と語るナイジェリアのチネロ。
鮮やかな紫色のベルベット生地のドレスにエメラルドグリーンの華やかな刺繍の装飾をあしらったゴージャスな作品が最優秀に輝きました。
これがもうほんっっっとうに群を抜いて素晴らしくて！！！！
紫と緑ってわたしの中ではピッコロしか思いつかないんだけど、
実際、我らがパディーことパトリック・グラントも
「僕ならこの組み合わせは選ばないね。でもこの大胆さがいい。」
と大変感心しておりましたよ(突然の叶恭子お姉さま口調ｗ)。
これを何と型紙を使わずに！メジャーでモデルを隅々まで採寸して作り上げたのでした。
シンプルだけど豪華で、チューリップカットされたスカートがスタイルを良く見せてくれていて女性のスタイルが良く考えられたデザインもよい！
丁寧で計算しつくされたモデルへの完璧なフィット感と他にはないデザイン性の高さから最優秀作品に輝きました！！
審査員たちも求めていたお手本のような作品だ、と大絶賛しておりましたよ(恭子しつこｗ)
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チネロのインスタグラムに当時のドレスがアップされていました！
この投稿をInstagramで見る
むかって右からチネロ、ヘザー、タマラ。オフショットが見られるの嬉しい( ^ω^)
脱落者
ジュリー
残念ながら今回の脱落者はソーイング歴４年半、３児の母のジュリー。
ジュリーは見た目からして結構ファンキーな感じで、ムードメーカー的なキャラが面白く、クリエイティブ要素が強い作品作りが得意でハマりさえすればすごく良いものを作っていただけに今回は力が出し切れなかった感じが否めない。
いや出し切ることも実力のうちか…。
②メンズTシャツリメイクはデコルテ見えすぎのVネックに花柄の襟をつけて、
③ラップドレスは黒地のドレスにフェイクファーのヒョウ柄の襟。
両作品とも画面越しににても服が伸びてしまっているのがわかる作品だった。
審査員の２人は挑戦的な姿勢を褒めていて、確かにそうなんだけど作品としては技術が足りない感じだったしデザインもイマイチだったから今回はジュリーが危ないかなと思いました。
ジュリーはナイトウエアの課題の時はめちゃくちゃ良かったんだけどなあ…。
作りたいと思う良い型紙がなかったから、と、ナイトウエアじゃなくてイブニングドレスの型紙を使ったのがまずナイスだったし、深紫色のサテン生地のウエアの胸元に黒いレースをあしらって、同系色の黒いキラキラのビジューをレースに装飾。
ジュリーはキラキラの装飾が大好きらしくて、プライベートで作ってる服にもたくさんついてた。それがすごく素敵だった。
同じくキラキラ族としてはまだまだ色々な作品を見てみたかったな。
最後のお別れのインタビューで、
「わたし以外の誰かが脱落者に選ばれていたら怒ってた。そんなのおかしいから。」
っていっていたのが切なかった…。彼女の性格が垣間見えたよ…涙
見どころ盛りだくさんだった第１４回。
次回も楽しみです！！！
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