【ソーイングビー シーズン2】第19回1930年代のブラウス対決【課題詳細と制作過程まとめ】
ソーイングビー第19回1930年代のブラウス対決、ご覧になりましたか?今回は通常の回とひと味もふた味も違う、新しいことに挑戦した回でしたね!
本日も #ソーイング・ビー 😆
— BBC Japan (@BBCJapan) February 13, 2020
第19回も楽しみください🎵#ソーイングビー https://t.co/1At9htV1a7
【番組内容】
英BBCで放送された「裁縫バトル番組」の日本語版。
イギリス全土から集められたアマチュアの裁縫自慢たちが腕を競い、
審査を勝ち残ってチャンピオンの座を目指す。
【放送日】
毎週木曜日21:00~放送中
再放送 毎週水曜日12:25~
※地域によって異なる可能性ありです。
準決勝進出を目指すのは5人。今回は過去へタイムスリップ!3本勝負、1本目は1930年代のブラウス対決です。昔の型紙で採寸し、昔のミシンでソーイングに挑みます。勝手が違う今回のバトル、波乱の予感です!
【目次】
課題内容
4時間で1930年代のブラウスを制作します。今回はこれまで使ってきたミシンではなく、1930年代のシンプルなミシンを使い、型紙も当時のものを使用。昔のままの方法で、昔のままの服を仕立てます。
1930年代のブラウス制作審査のポイント
- 生地の選択
- 独特な型紙
- 課題で求められる技術
- ミシン
どんな生地を選ぶべき?
1930年代のブラウスに適しているのはドレープが出る柔らかい生地。ドレープがでる生地とは?…シルクのような手触りのビスコースレーヨンを選択するのが正解。ビスコースレーヨンは1930年代当時、シルクより安価で手に入れやすかったことから一般的に使われていました。
タマラはすぐに生地を当てて、チネロも「今回は生地では冒険しない」…と、ここで躓いた出場者はいなかったようでしたね!
特殊な型紙への読解力
このブラウスの型紙は当時のハリウッドスターをイメージして作られたものです(ベティ・デイビスの表紙だったね!)。難しいのは、この型紙が今のものとは全く違うことです。型紙には指示がなく、穴が開いているだけです。
そこで今回は、“穴が三つ=2つ折りにして裁断”など穴の意味を理解するためのガイドを用意しました。「この型紙が理解できたってことは、当時は誰もが縫い方を知っていたのね。昔は自分で服を作っていたんだから当然ね」とヘザー。
今回重要視される点とは?
なぜこの課題を選んだのか、これを把握することが今回の大きなポイントになります。審査員のメイは、「伝統的な技術は服作りの基本をなすものだから」、パトリックは「テクノロジーに頼りすぎている今、昔から伝わる技術で服を再現できるか試したい」とコメントしていました。
縫い代が書いてないし布目もわからない、型紙を置く位置や縫う線が全く記されていない。ということは、自分の頭で考えるということ。どのように縫製したら服が出来上がるのか、型紙と布について理解できているかどうか、が、この課題をクリアするうえで重要なポイントになります。
ミシン
今回は裁縫も1930年代のミシンを使用。当時の家庭でのソーイングを体験してもらうためです。できるのは直線縫いだけです。
Feels right to be sewing with this machine today.... thinking of my mum ❤️ pic.twitter.com/MoOYaqCRja
— Lynda L (@SigningStitcher) March 15, 2015
昔のミシンを見ると母を思い出すわ、と懐古していたリンダ。この課題は有利かと思われたが…。
制作工程のポイント
構成は複雑です。後ろ身頃、ウエストと襟ぐりにギャザーの入った前身頃、4枚のパーツで襟を作り、ギャザーを入れた袖をつけ、ウエストにはペプラムをつけます。
型紙の記号が解読できたらいよいよ縫製開始、脇から縫い始めます。
身頃にペプラムをつける
身頃ができたら、前身頃のウエストにギャザーを入れて胸のあたりに膨らみを持たせます。次に、ギャザーを入れた身頃の下にペプラムをつけます。ペプラムはギャザーが入った真ん中部分にのみ入れるので注意が必要です。
デビッドは「スカートみたいなパーツを縫い付ける、ペプラムっていうらしいんだけど…(縫ってみて)これで合ってるのかわからないけど…まぁいい。」と言っていたね。いや今までの課題でさんざんチネロがつけていましたけど?ww
Sign up here to discuss #FreehandFashion with @Chinelobally & @LibertyLondon art fabrics http://t.co/lK5ORI9tRR pic.twitter.com/kJ0mqhagRd
— Fashion and Textile Museum (@FashionTextile) October 5, 2015
ヴィンテージリバティー祭りwithチネロ。
左脇に脇開きを作る
脇開きとは、ファスナーの代わりになるものです。脇開きの後ろの布に前側を重ねてそこにホックをつけて留める作りで、ボタンやファスナーを使わずにサイドを留めることができます。
襟ぐりの処理
前襟に、ゴム製の糸でギャザーを入れる“シャーリング”と呼ばれる技術で縫製をします。何本かを平行に縫っていき、本数が多いほどギャザーが寄ります。シャーリングは襟ぐりの前の中央に入れ、等間隔で縫い進めます。ギャザーの量を均一にしてうまくフィットさせることが重要です。
襟の処理
4枚のパーツを合わせると襟が2枚できます。ここでデビッド、まさかの襟パーツを2枚しか用意していませんでしたね(汗)。指示書には枚数は書いていなかったので、ここは経験で自然と理解できる項目かな。「襟パーツ4枚は女の常識よ」と、リンダに非常識な回答を頂いてw、急いで作ります。2枚しかない襟パーツをリンダに投げつけて笑うデビッドwいちゃついてる時間はありませんよww
型紙には“合印”という点があり、襟と襟ぐりを合わせる位置がわかります。「いつもは印は気にしないけど型紙に指示が少ないから正確に印をつけるつもり」とタマラ。今回は全員が試行錯誤しながらの作業になり、出場メンバーたちの迷いと慎重さが伺えました。
そしてここでもミステイクを犯している人が!襟のパーツを縫い合わせるとき、合印をうっかり切り取ってしまったリンダ。「どう合わせればいいかわからなくなっちゃった。」と言っていました。
袖の処理
大切なのは印の部分にだけギャザーを入れること。ギャザーを入れたら、丁寧に袖をつけてきれいに袖山の部分だけ膨らませます。
まとめ
今回は型紙の暗号読解はもちろん、制作過程もややこしくて、わたくしごとですが観ている途中であぼーん致しましたが皆様はついていけましたか( ^ω^)wwそんなんでようまとめたなオイwと思ってくれたあなたのために当ブログはあります。いつもありがとうございます、今後ともよろしくお願いいたしますw
この課題、クリアできそうだな~と思ったのはヘザー。型紙をよく理解できているようだったし、彼女だけが誰かに確認したり話しかけたりすることなく黙々と作業してたし。チネロも「型紙の解読は問題ない。いつも型紙を使っていないし自分で考えて裁断してるから指示書がないこっちの課題の方がやりやすい。」って制作途中のインタビューで答えていて、普段通りのやり方でできるという意味では有利だと思ったけど、途中でタマラやリンダに聞きに行ったりしていたし、自由に作る服ではなく、課題に出された服の細かい作りこみとなるとどうかな?ってとこでしたね。
危なそうなのはブラウスなんて作ったことないって言ってたデビッドと、ギャザーの波縫いを手縫いでやっていたリンダ。審査員のメイは制作途中に「時間がないコンテストではミシンで縫うべき」と言っていたしね(これは本人に聞こえないところで言っていたからリンダには伝わってないはず…)。あそこが編集で抜かれてるってことは何か意図があるはず…という海外ドラマちゃん的製作者側目線(やめろww)。
次回は出場メンバーたちの各作品の詳細と順位発表について語ります!乞うご期待♪
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